活動報告
2024 第3回北海道議会定例会

2024 第3回北海道議会定例会

2024年9月10日(火)


知事!コロナ臨時交付金返還の責任は?

 2024年第3回定例道議会は、9月10日(火)に開会し、ヒグマの防除対策推進費、国立公園インバウンド誘客促進調査事業費、介護サービス事業者協働化促進事業費や国庫返納金及び地元返還金など総額359億190万円の補正予算案と、さらに、一般質問最終日には北海道議会議員補欠選挙(釧路市選挙区欠員2名)の実施(選挙期日10月27日)のための経費8,480万円の追加補正予算が可決され、合わせて一般会計予算総額は、3兆589億7,798万円となった。
 また、 第3回定例会では、当初予算案を含めて全27 議案、会議案1件、決議案1件、意見案4件を原案可決(議決)し、報告第1号から第5号を決算特別委員会へ継続審査とし、報告第6号から第15号の報告を受け、10月4日(金)に閉会した。

第3回定例会は、代表質問に我が会派からは、笹田浩道議会議員(渡島地域)が立ち、知事の政治姿勢として、コロナ臨時交付金の国への返還事案を含め5点について質したほか、「行財政運営」、「防災・減災」、「医療福祉課題」、「経済・雇用対策」、「エネルギー政策」や「観光政策」など13項目にわたり知事を質しました。しかし、相変わらず熱意を感じない踏み込んだ答弁とはなっていなかった。会派代表質問については次のとおりです。
 また、今回は私武田も一般質問に立ちましたので、その内容については後述するとします。

知事を追及する武田道議

1.知事の政治姿勢について
(1)人口減少対策について
(2)地域振興条例について
(3)内部通報制度について
(4)コロナ臨時交付金の国への返還事業について
(5)GX金融う・資産運用特区について
2.行財政運営について
3.防災・減災について
4.医療・福祉課題について
5.経済と雇用対策について
6.エネルギー政策について
7.観光政策について
8.交通・物流政策について
9.環境・文化政策について
10.第1次産業の振興について
(1)農業政策について
(2)林業政策について
(3)水産政策について
11.人権等施策について
12.北方領土返還要求運動などについて
13.教育課題について
(1)日教審の答申について
(2)日本語指導が必要な児童生徒への対応について


会派としては、再質問、再々質問をしながら知事のより明確な回答を求めたが、今定例会もやはり総じて知事の本気度が伝わらない、熱意の感じられない答弁が多く目立った。特に、コロナ臨時交付金の国への返還事案については、再々質問にわたり「知事が何らかの形で責任を取るべき」との追及に対し、「重く受け止めている。調査を踏まえ適正に対処する。」との回答に終始した。

 また、他に一般質問には、民主・道民連合から清水敬弘議員(札幌市手稲区)、鈴木仁志議員(帯広市)、木葉淳議員(江別市)、たけだ浩光議員(札幌市西区)、広田まゆみ議員(札幌市白石区)、高橋亨議員(函館市)の6名が質問に立ち、知事等を質しました。
 ≪たけだ浩光の一般質問≫

“人事委員長!! この物価対策、様々な政策、職員あっての道政ですよ”  
今回の定例会では、私(武田)は9月20日(金)、本会議において一般質問に立ちましたので報告したいと思います。質問項目については次のとおりです。

1.人事院勧告について
2.道職員の多様な働き方について
3.海溝型巨大地震の津波対策について
4.原子力防災について
5.札幌医科大学について
6.公職選挙法改正について
7.地域医療について
(1)北海道地域医療構想について
(2)地域医療における公立病院の在り方について
(3)看護職員の確保について
(4)医師の偏在是正について
8.がん対策について
(1)北海道がん対策推進計画について
(2)標準化死亡比(SMR)について


なお、詳細につきましては、道政報告第33号を参照願います。

人事委員長へ質す武田道議

一般質問に立つ武田道議

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