活動報告
2022 第3回北海道議会定例会

2022 第3回北海道議会定例会

 2022年9月13日(火)に開会した第3回定例会では、冒頭、原油価格や物価高騰等に対応した緊急経済対策経費をはじめ、当面の措置を要する経緯費として総額454億3,900万円を令和4年度一般会計補正予算案として提出した。内訳としては、運送事業者臨時支援や医療従事者応援事業費等が含まれる。
 さらに、10月7日の最終日には、追加提案として電力・ガス食料品等価格高騰重点支援地方交付金129億3,500万円を可決し、今回計上額は合わせて583億7,400万円となり、一般会計予算総額3兆3,205億6,200万円となった。
 第3回定例会では、予算案を含めて全26 議案、「朝鮮民主主義人民共和国のミサイル発射に抗議する決議」案と意見案2件を可決(議決)し、13件の報告(内第1号から6号については継続審査として決算特別委員会へ付託)を受け、10月7日(金)に閉会した。

 第3回定例会では、我が会派から沖田清志道議会議員(苫小牧市)が代表質問に立ち、今回も知事としての資質とリーダーシップについて知事本人の判断力・指導力を発揮する覚悟を求めたが、明確な政治姿勢は感じられなかった。他にも、新型コロナウイルス感染症対策(行動制限緩和やワクチン接種の道の考え方など)、交通政策、医療・福祉問題、経済と雇用対策、エネルギー政策、防災・減災対策(特に大雪対策など)、第1次産業の振興、人権等施策、消費者行政、北方領土返還要求運動、教職員の長時間労働是正などの教育課題について、知事及び教育長の考え方並びに道及び教育庁の取り組みについて質した。特に物価高騰対策では、道民や事業者ニーズを把握し更なる迅速な対応が必要であることを指摘するとともに、新型コロナウイルス感染症対策についても対策強化宣言の効果を見極め評価分析が必要であることを指摘した。全般にわたり、その他の課題においても、概ね知事としてのリーダーシップが示されたとは言い難かった。(第3回定例道議会報告参考)
 また一般質問には、民主・道民連合からは小泉真志議員(十勝地域)、松本将門議員(旭川市)、山根理広議員(札幌市北区)、小岩均議員(北広島市)、菅原和忠議員(札幌市厚別区)と広田まゆみ議員(札幌市白石区)6名が質問に立ちました。

【決算特別委員会第1分科会の副委員長に就任】
前回の決算特別委員会第1分科会で初めて委員長を就任させていただいたのに続き、10月12日からの決算特別委員会第1分科会で副委員長に就任させていただきました。
 みなさん、よろしくお願いいたします。

前回の決算特別委員会第1分科会

【道議会民主・道民連合会として道政検証実施】

 民主・道民連合は、鈴木知事1期目の道政運営の検証を行い、その結果を2022年9月に取りまとめました。現在の知事は、道民世論の高支持率獲得が目的化した政治判断がなされているように目に映る。
 以前は、寿都町が、国の高レベル放射性廃棄物最終処分場候補地選定の第1段階に当たる「文献調査」の受け入に前向きな姿勢を示すや否や、新型コロナ禍での厳しい財政事情へ理解を示しつつ、「頬を札束でたたくようなやり方に疑問を持つ人は多い」と、国の姿勢を批判した。なぜ今は、その鳴りを潜めたのか。
 今や、知事は「何を恐れ、何に気遣っている」のか理由は判然としない。2期目への出馬表明は、まだ意思表示はされてはいないものの、このままのリーダーシップの無さでは道政運営への不安が増すばかりである。今回の道政検証をベースに、知事の言う「輝き続ける北海道」がいつ実現するのか追求していきます。

【インターン生2名へ、お疲れさまでした。】

 五十嵐さん、三河さん!9月に研修を終え、本当にお疲れさまでした。この間、武田事務所で様々な経験をしたこたが、きっとどこかで役立つことを期待しております。期間中に参加した「未来国会」でのスポーツ推進に着目したプレゼンは、しっかり理論だてられたものと感じました。これからも、益々ご活躍することを願っております。
 今回、2人の「インターンシップを終えて」の感想を、道政通信第21号へ掲載しましたのでご覧いただければ幸いです

武田道議と歓談するインターン生

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