活動報告
2022 第1回 北海道議会定例会

2022 第1回 北海道議会定例会

 2022年2月25日(金)に開会した第1回定例会では、冒頭、2021年度一般会計補正予算の先議が行われ、会派としての補正内容の追及を経た結果、2021年度補正予算(国補正分)同補正予算(通常)の減額分を合わせて、一般会計予算最終総額3兆6,395億4,999万円となりました。
 一方、2022年度新年度一般会計当初予算は、3兆2,262億(前年度当初比0.8%減額)が提案され、特別会計1兆382億3,814万円と合わせて概ね総額4兆2,644億5,226万円の予算規模となった。
 また、予算案を含めて全97議案、民主道民連合からの「議案第1号令和4年度北海道一般会計予算にについては撤回し、組換えの上再提出を求める動議」1件、会議案2件、意見案5件、そして「ロシアによるウクライナへの軍事侵略に対する決議」1件を、動議1件が否決された以外は全件可決(議決)し、7件(専決処分)の報告を受け、3月24日(木)に閉会した。

 第1回定例会では、我が会派から笹田浩道議会議員(渡島地域)が代表質問に立ち、知事の残り1年となった任期期間の重点施策を質したが、自身の未達成施策について一切触れず、誠実とは言えない答弁であった。また、財政健全化や地方創生の推進、新型コロナウイルス感染症対策、ゼロカーボン北海道の実現、経済と雇用に対する対策などに係る取り組みについて質問した。特に3回目のワクチン接種の促進やコロナ禍に伴う経済的な事業者支援、生活困窮者支援への速やかな措置などについて、相変わらず国の動向を踏まえながらの「後追い的・補完的な事業」であり、独自施策には至っていない。
 他にも医療・福祉課題、エネルギー政策、温室効果ガス削減、JR北海道路線維持問題、第1次産業の振興、人権等政策、2030北海道・札幌オリンピック・パラリンピック冬季競技大会の誘致関連、北方領土問題や教育課題(ヤングケアラー支援など)等の多くの質問で知事及び教育長の考え方や施策を追求した。しかし、残念ながらほとんどの回答において今までの施策の域を超えるものではなかったが、今年の記録的大雪による雪害対策については、一連の対応の検証と対応策の検討に触れ、5月中旬までに今後の雪害への対応策を取りまとめる考えを示したことから注視していきたい。(第1回定例会議会報告参考)
 また一般質問には、木葉淳議員(江別市)、壬生勝則議員(釧路市)、山根理広議員(札幌市北区)、池端英昭議員(石狩地域)、藤川雅司議員(札幌市中央区)、広田まゆみ議員(札幌市白石区)の6名が立ちました。

16日の予算特別委員会

17日の予算特別委員会

 

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